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構文間違い
的を得る
正しくは「的を射る」。
意味は目標にうまく当てる事が転じて要点をつかむ事。

ある種、的をGETした事を要点自体を掴む事はできているのかもしれないが、
ただの屁理屈なので置いておく。
的を射ても的の意味が通る事を意識したい。
 
上には上がいる
正しくは「上には上がある」。
最も優れていると思っていてもさらに優れているものがある事。
 
冗長表現
いわゆる頭痛が痛いが代表例。
既に前者もしくは後者で全てを表現できているにも関わらず、どうしても
つけてしまう人間の性。

〜痛が痛いはその典型。
 
みぞれまじりの雨
正しくは「みぞれが降る」。

みぞれ自体が雪がとけかかって雨とまじって降るものなので、
みぞれまじりの雨だとみぞれと雨の両方が降っている状態になる。
 
怒り心頭に達する
正しくは「怒り心頭に発する」。
気持ちは分かるが、そのような言葉はない。
 
袖振り合うも多少の縁
正しくは「袖振り合うも多生の縁」。

仏語が由来しており、袖を触れ合うようなちょっとした事でも
前世からの因縁によるものという意味。
意味を理解すれば漢字が間違いである事に気づける。
 
 
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