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集団行動
集団行動とは、ある目標に沿って集団が規律のある行動をとる事。

集団行動がとれる事は、現代社会で生きる上で重要視される事が多い。
特に警察や自衛隊等、個々が集団と異なる行動をとった場合に集団全体に
危機が訪れるものに多く必要とされる。

普段から同じ行動をとる事で目標意識を共有し、個々がその目標に沿った
役割を実現する事で個人では難しい目標も集団で容易に立ち向かう事ができる。

例えば警察なら、立てこもり犯を捕まえるために一人が勝手に建物内に侵入し、
それが犯人に気づかれでもしたら人質の命が危険になる。
極端な例ではあるが、多かれ少なかれこのようなリスクが生じる事になる。

身近な所なら、出勤時間が9:00なのに10:00以降じゃないと来ない、とかだろうか。
集団全体がそれを容認しているなら良いが、個人の身勝手な振る舞いでそれが
起こっているなら気をつけなければいけない。

個人の出勤時間が遅いだけでしょ?と感じる人は要注意

それが周りのモチベーションを落とす事になっていないと言えるだろうか?
その穴埋めに周りの時間が削られていないだろうか?
予定された時間が変更もしくは再調整が必要になっていないだろうか?

おそらく返ってくる答えは利己的な言葉だろう。
そうでないなら集団全体が容認しているはずだ。

また、集団で行動する上で必要になるのは集団決定である。
集団として目標を全うするためにどのような行動をとるべきかを決定する必要がある。

決定するための手段はいくつかあるだろう。
しかし、集団決定する際は全員を納得させた形で意見をまとめる必要がある。

これを怠って多数決に頼ったり同調圧力をかけると、その決定に不具合があった場合に
納得していなかった個を始めとして内部分裂を生む原因を自らが作ってしまった事になる。
 
 
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