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はじめに
これは、個人的に今まで体験した宗教勧誘の人間観察の記録です。
決して宗教を信仰している方や宗教そのものを侮辱・罵倒するものではありません。

信仰を希望しないのにしつこく勧誘される状況を防ぐべく記しました。
参照する方は趣旨をご理解の上で参照下さい。
 
 
そもそも宗教って何?なぜ、何のためにあるの?
宗教とは、死や不安を恐れる人々を導くためにあります。
例えば疫病や地震等の天災が起きた時、人は恐怖に怯え、食料の奪い合いや争いが起こります。
この争いを鎮める一つの方法として宗教があります。

神を信仰する事で人々が規律のある行動をとるようになり、結果的に争いがなくなるのです。

秩序を作るための手法、それが宗教だと考えられます。
あらゆる苦難は神からの修行であり、死の先にも更なる幸せがある。
だから何も不安に思う事はない、良い行いをするのです。

例えば全ての人が一つの宗教を信仰し、秩序ある行動をとれれば争いをなくす事は容易いでしょう。
何でもかんでも神からの啓示だと思えば、自分で苦難について考える必要はありません。
与えられた役目をただ果たせば良いのです。
これが幸せの錯覚だと考えられます。

しかし、現実的には複数の宗教があり、それぞれで考え方が違う事で争いが絶えません。
それぞれの正しいと信じる道の通り行動し、より良い世界にするために暴力を振るう。
矛盾していますね。

結局は、自分自身を強く持てない人のための拠り所、と個人的には考えています。
自分自身で強く持てるものがないから、絶対の存在である神を頼る事で心の平穏を得る。

それ自体は悪い事ではないと思いますが、頼る神は選んで頂きたいものです。
お金儲けだったりが目的の宗教には騙されないようにしましょう。

ちなみに私は無信心です。
信じるに値するだけの根拠や理由がないため、神の存在は信じていません。
宗教や神話の世界観は面白いと思いますが、自分自身で確固たるポリシーをもっているので
必要とはしていないのが現状です。
むしろ考えるのが好きなので、それを自分以外に委ねるなんて以外の何者でもありません。

脱線しましたが、この説明でご理解頂けたら幸いです。
 
 
勧誘してくる人のタイプ
勧誘する人には、2種類のタイプがあります。
 
お金目的
勧誘し、洗脳する事で金品を巻き上げようとします。

複数人による心理的圧力をかけ、体験という名の洗脳を持ちかける事が多いです。
基本的にランクの低い一般人が勧誘しているので、マニュアル以外の最低限の知識しか
持ち合わせておらず、冷静に話を聞くと支離滅裂な事を言っている場合がほとんどです。

言動に指摘するとすぐ頭に血が上った状態になるのが特徴です。
複数人による心理的圧力については 集団心理 を参照してみて下さい。
 
幸せになってほしい
純粋にアナタを幸せにしたい、その気持ちで勧誘してきます。
悪意がない分、別の意味でタチが悪いです。

気持ちは分かりますが、人を幸せにするには自分の気持ちを押し付けるのではなく
まず人の気持ちを理解する事を学んでほしいものです。
 
 
入り方
勧誘の入り方には色々ありますが、主なものをあげてみましょう。
 
今幸せですか?
大半の人は、「幸せである」とは応えにくいでしょう。
だからこそ曖昧に返事してしまう。
すると、相手はアナタを幸せにすべく勧誘してきます。
幸せであると応えても、もっと幸せになる方法を伝授しようとしてきます。
 
祈らせてください
少しの時間でアナタの幸せを祈ってきます。
大概祈るだけで終わりますが、それにしても幸薄そうな人に祈られて果たして
幸せになれるの?むしろ吸い取ってんじゃね?と思わずにはいられません。
流れは「今幸せですか?」と同じようなものです。
 
なぜ天変地異がおきていると思いますか?(もしくは知りたくないですか?)
天変地異がおきるのは、日頃の行いが悪いから神様が怒っているのです。
もしくは世界の終わりが来ているだとかetc…
けれど、私達の神を信仰する事でこれから起こる厄災から守ってくれます。

よく考えてみましょう。
100歩譲って本当に神がいると仮定して、たくさんの宗教があり、そこには
信仰すべき絶対神がそれぞれにいるはずです。
果たしてその神は他の神の怒りから守るだけの力があるのか?だったら初めから
天変地異はおきていないでしょう。

本当にいるにしてもいないにしても中途半端だと考えます。
 
 
対処法
無視、もしくは「必要ない」「要らない」とはっきり言うのが基本。
道端なら決して振り向かない立ち止まらない、家ならドアホンもしくはドアを閉じてしまう。
相手に会話の隙を与えない事が一番です。
少しでも脈ありと見なすと余計にしつこくなります。
脈ありとは以下を指します。

1.話を聞いてくれる
2.資料等を受け取る
3.優しい、いい感じの対応

また、何度も自宅に来るなどしつこい場合は、きちんと門前払いし、
無断で敷地内に入らないよう警告
次にもし来たら警察に不法侵入で訴える旨を伝えてください。

しつこくて帰るそぶりがないならそれも警察を呼ぶ事を伝えてください。

悲しいかな、憲法は布教の自由を与えているので頼りにはなりません。
しつこく勧誘されても、それは勧誘されているだけであって入るように
強制されているわけではないので憲法違反でもありません。
自分自身の知識で身を守るしかないのです。
 
 
やってはいけない事
悪魔崇拝者である事を宣言する
幸せにしたい人にとって、悪魔を信仰している人は格好の獲物です。
悪魔を信仰していては幸せになれない→一刻も早く救い出さねば!の理論です。
大半の人は目の前で死にかけた人を放っておけないでしょう。
彼らもその精神なのです。
 
〜教だから、と嘘をつく
日本での絶対数が少ないイスラム教であればある程度効果はありますが、
まず本当に信仰している人に失礼です。
場合によっては〜教の何ですか?と突っ込んで聞かれる事もあります。
詳しくないとそのうち墓穴を掘りますのでやめましょう。
 
体験には絶対に行かない
いけば洗脳されるでしょう。(行った事がないのでわかりませんが)
そうなったらもう抜け出せないでしょう。
特に集団で圧力を掛けてくる場合が多いので、できるだけ人が少ない場所や
囲まれる場所に行かないようにしましょう。

囲まれたら断りづらくなるのが人間の心理です。
 
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